サンジの故郷は世界最大の海楼石輸出
ヴィンスモーク家はそこの棟梁
手配書でサンジの生存確認
海軍にサンジ生け捕り依頼
ビックマムは海楼石での対カイドウを計画
シーザーへの依頼は海楼石の気体化
棒立ちのカポネを囲むファイアタンク一味。
傍らには瀕死のペコムズが。
様子を見に来たミンクが倒れているペコムズ発見。
棒立ちのカポネに声を掛けるが反応は無い。
どうやらカポネの本体は"城"の内部にいるために反応できない様子。
ペコムズがやられたというニュースはジャックの件もあって瞬く間に広がっていく。
それを聞きつけたペコムズ一族。
涙ながらに父ムズも亀化してペコムズの元へ。
ファイアタンク一味の兵士が父ムズの亀化に驚く。
兵士「どういうことだ!?」
父ムズ「代々亀じゃ」
そう言うと空飛ぶ亀になってペコムズを救出。
兵士「いやだからどういう事だ!?」
そしてペコムズがいなくなった後、侠客団の面々がファイアタンク海賊団を取り囲んでいく。
兵士「おい…まずくないかコレ!?」 「頭目(ファーザー)を呼べ!!」
【城内部】
カポネの話は続く。
シャーロット家の三十三女ウイロウはシャーロット家一少食。
シャーロット家を順番に紹介しているカポネ
カポネ「それから三十四女のタルトは..」
とそこでサンジが席を立つ「こっから出せ」
カポネ「応えられんな」
サンジ「俺はいい。ナミさんたちだけでも出せ」
無言のカポネ「………」
ナミ達は不安な表情でそのやり取りを見つめている。
シーザー「 くれぐれも俺も出すように!!」
サンジ「頼む」
カポネ「…見返りは?」
サンジ「俺は残る」
その言葉を聞くと同時にカポネの姿がドロっと消えていく。
棒立ちのカポネに意識が戻るも、ファイアタンク一味はほぼ全滅していた。
しかしカポネ自身には別段被害はない様子。
そしてカポネはナミら4人を外へ乱暴に放り出す。
意識を半分体内へ残しているようで、片目だけ白目の様子。
サンジが人質となっている為手出しも出来ない麦わら一味。
ビッグマム海賊団へ電伝虫で連絡するカポネ。
カポネ「シーザーとサンジを捕らえた。今から連れて行く」
ピノキオみたいな赤ちゃん言葉のおっさんが応答していた。
ピノキオ「うんよ うんよ うんよ。ペコムズは?」
カポネ「里帰りだ」
ピノキオ「うんよ、分かったよ」ガチャッ
ピノキオはビッグマムに尋ねる。
ピノキオ「ママ ママ ペコムズにさよなら言ってきていい?」
シルエットだけのシャーロットはローションマットみたいなテーブルの上で暴食中
【城内部】
テーブルから顔を出すカポネ。
サンジにアンファンモカを入れてあげる。
カポネ「まあくつろげ。ゆっくり話そう」
【ビッグマムサイド】
三つ目の少女がビッグマムの上から滑って降りてくる
ボビン「ママはお食事中。黙ってないと食われるぞ」
三つ目「プリンのプリンスは?」
ピノキオ「もちろん」
三つ目 「こうしちゃいられないわ。お着替えお着替え。」
ピノキオおっさん 長い鼻で壁に貼ってあるサンジの手配書のonly aliveをなぞる。
【ゾウ】
カポネがナミらへここを動くなと命令。
部下をひとり見張りに置いて 片目白目のまま去っていく。
ティーカップへモカを注ぎながらカポネが言う。
カポネ「里帰りということになるのか」
サンジ「・・・」
カポネ「アンファンモカだ」
サンジ「・・・」
カポネ「生死を問わぬが海賊の首。お前はもう海賊じゃないんだ。そう気張るな」
それでも飲もうとしないサンジにカポネが凄んで見せる。
カポネ 「飲んで貰わなきゃ困るんだ」
しかしサンジはそのカップを手で払う仕草を見せる。
眉間に銃を突きつけるカポネ。
外カポネは両目とも白目になって再び棒立ち。